スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

テレビもPCも続ける  2014.08.25

テレビもPCも続ける

田中 久雄 (たなか・ひさお)氏

[東芝社長]


 短期的な視点で利益を求めることも企業

 として必要ではありますが、

 我々の場合、ここ数年は足元の利益を追求

 しすぎた面がある。そこで、(僕が就任した)

 昨年と今年の2年間は、本質的な改革を

 実施しています。

 その結果、3年目以降に大きな成長と利益の

 両方を手にしたい。もう少し我慢が必要です。


 昨年6月に社長に就任してから、8月の経営

 方針発表会で「ヘルスケア」を(半導体と電力

 システムに次ぐ)第3の事業の柱にすると表明し、

 10月には大規模な組織変更を実施しました。

 今年5月には、安心、安全、快適な社会作りを

 目指す東芝の新たな事業の方向性を打ち出し

 ました。


 僕自身、これまで有言実行スタイルを貫いて

 きましたが、昨年は3つほど実現できなかった

 約束があります。

 一つは最終利益の目標をクリアできなかった

 こと。原子力発電事業を筆頭に重電事業の

 リスク管理も甘かった。さらに、既にお話に出た

 株価を上げられませんでした。


 東芝グループ全体の形を変えていきたい。

 東芝本体や子会社、孫会社、海外の現地法人の

 運営の形自体を見直していきます。

 僕自身から見て東芝グループは「コングロマリット

 ディスカウント」(グループ企業の株式時価総額が、

 個々の事業の価値を合算した額に比べ割安に

 なること)そのもの。


 こうした問題を改め、グループ企業が集まることで

 実力以上の相乗効果を発揮する「コングロマリット

 プレミアム」に変えたい。そのために、新たな価値

 創造と生産性向上を推し進めます。

 
 価値創造については、東芝が持っている様々な

 技術を違う事業分野に横展開していく。

 生産性向上については、現在、全社で「プロジェクト

 GAIN」と呼ぶプロジェクトを進めています。


 本格的な改革を後回しにして、巨額のM&A(合併・

 買収)を実施したり、単純にROS(売上高経常

 利益率)を追いかけたりすることはしません。


 安易に赤字事業から撤退する考えはありません。

 東芝の139年という長い歴史の中で、現在の主力

 事業である重電も業績が悪い時期がありました。

 当時支えたのが家電やカラーテレビです。

 同じように半導体素子業績が悪化した時期があり

 ますが、その時は重電が支えました。重電、半導体

 がダメでPCが屋台骨になった時期もある。


 赤字が長期間続くのであれば事業撤退を検討する

 必要もありますが、黒字化できる可能性がある限り、

 やめる必要はないと思っています。


 テレビもPCもROSを5%近くに持っていけると見て

 います。


 最小加工寸法が15ナノメートル(ナノは10億分の1)

 のNAND型フラッシュの量産に世界で初めて踏み

 切っています。


 市場に合わせた生産と、微細化を確実にやって

 いけば、安定的に利益が出るビジネスだと思います。

 
 東芝ではまず、平面構造のNAND型フラッシュの

 微細化を限界まで追求し、15ナノ品については

 来年フル生産体制を構築します。2016年度は

 3D NANDの量産も開始しますが、我々は48層まで

 積み上げる計画です。

 これが実現できれば平面構造の15ナノ品よりも

 大容量かつ高い生産性を実現できるでしょう。


 ヘルスケアについて、東芝はX線管の開発に着手

 してから100年間にわたる歴史があります。

 今では世界135カ国にX線画像診断装置を販売

 しています。

 その意味では既に、お医者さんや保険機関との

 ネットワークを構築しているわけです。  
 




東芝社長 田中久雄氏
(『日経ビジネス』 2014.08.25 P.088)




本文の中に、NAND型フラッシュメモリが出てきます。
これがどのようなものなのか、調べてみました。


発明したのは、東芝の元技術者でした。


NAND型フラッシュメモリー

(kotobank.jpのサイト から)


 データを記憶させる半導体メモリーのひとつで、

 電源を切ってもデータが消えないのが特徴。

 デジタルカメラの画像保存用「SDカード」や、

 「USBメモリー」などに使われる。

 最近はスマートフォン向けなどに需要が急増する。

 1980年代に東芝の技術者だった舛岡富士雄氏

 (現東北大名誉教授)が発明した。

 東芝は、世界シェアで韓国のサムスン電子に次ぐ2位。

 ( 2014-03-13 朝日新聞 夕刊 2社会 )
 

  


直近のNAND型フラッシュメモリのシェアが発表されました。

サムスン、NAND型フラッシュメモリ市場1位…
東芝と10%の格差

(中央日報のサイト から)


 サムスン電子が今年4-6月期の半導体NAND型

 フラッシュメモリ市場で占有率30%以上で1位を獲得、

 これに伴いサムスンと東芝の占有率格差は1-3月期

 8.6%ポイントから4-6月期は10.3%ポイント

 に広がった。

 22日、半導体電子商取引サイトのDRAMエクス

 チェンジの報告書によると、サムスン電子の4-6月期

 NAND型フラッシュメモリの売り上げ(ブランド基準)

 は23億5300万ドルで前分期より8.2%増加した。

 金額基準占有率は30.8%で前分期(30.0%)より

 0.8%ポイント上がった。

 これに対し、1987年最初にNAND型フラッシュメモリ

 を開発した元祖メーカーの東芝は4-6月期売り上げが

 直前分期比1.2%ポイントの増加にとどまった。

 4-6月期の占有率は20.5%で、1-3月期

 (21.4%)より0.9%ポイント落ちて3位との格差は

 0.8%ポイントだ。

 占有率3~5位は米国のサンディスク(19.7%)と

 マイクロン(12.9%)、SKハイニックス(9.5%)

 の順だ。
 




現在、サムスン電子に水を開けられていますが、
田中さんの控えめながらも、強気な発言から2016年
以降巻き返しを狙っていることが分かります。


東芝がNAND型フラッシュメモリの生みの親ですから、
捲土重来を期待したいところです。


日本のモノづくりは終わっていないというところを世界
に示してもらいたい、と思います。


十分、可能だと考えています。






記事を読んで、面白かったら
ポチッとしてください。




バックナンバー




【 スポンサード・リンク 】




長時間同じ姿勢をとっていても、
疲労感を感じません!


ダイエットジム【LIVITO(リビト)】
ライセンス店FC加盟契約




1人でダイエットするのは難しい。
そう感じている人にはダイエットジムがあります。
スポンサーサイト
         
検索フォーム

プロフィール

藤巻隆

Author:藤巻隆
こんにちは。

管理人の藤巻隆(ふじまき・たかし)です。

私は、『本当に役に立つビジネス書』というメインサイトのほか、『こんなランキング知りたくないですか?』や『新・大前研一名言集(改)』などのブログを運営しています。

日経ビジネスのインタビュー』という同じタイトルの携帯やスマホのサイトがありますが(PCでも閲覧可能です)、新たにFC2ブログ版を追加しました。

より多くの方にご覧いただきたい、と考えたからです。

当ブログをよろしくお願いします。

カウンター

スポンサード・リンク

女子バナー

アクセスランキング

[ジャンルランキング]
ビジネス
1098位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
その他
280位
アクセスランキングを見る>>

人気ブログランキング

ランキング

ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村

にほんブログ村 経済ブログへ
にほんブログ村

サイト内ランキング



FX

カテゴリ

全記事表示リンク

全ての記事を表示する

アマゾン・サーチボックス

日経ビジネスのインタビュー(FC2ブログ版)

QR

アクセスアップ

アクセスアップのために、これらを使ってみてください。オートサーフですから手間いらずです。

最新トラックバック

スポンサード・リンク

スポンサード・リンク

だいぽん
抜群の安定性と爆発力を誇るアフィリエイトの 秘訣を徹底解説しています。 だいぽんさんが今も月500万~1000万くらい稼いでいる ノウハウです。 あなたも安定的な収入の柱を作りませんか?

リンク

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

売上ランキング

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。