スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

日本人からもリーダーを  2015.03.02


ひいらぎ転職相談所_メルマガ



日本人からもリーダーを

クリストフ・ウェバー(Christophe Weber)氏

[武田薬品工業社長]


 世界中の拠点で現場社員の話を聞いて回りました。

 私の今まで培った経験と、武田の現状をひも付ける

 作業と言ってもいいでしょうか。武田はグローバルで

 見ると単一・均一の企業ではなく、強味と弱味がある

 ことが分かりました。


 新組織のキーワードは「機動性」。将来の成長分野

 として、がんと消化器系という疾患領域、新興国という

 地域にフォーカスし、事業展開の責任者を任命。

 権限と説明責任を与えることで、迅速に動けるように

 しました。


 企業価値が世界の拠点で根付かなければ、リスクに

 なります。逆に、企業価値を通じて信頼を築ければ、

 社会からの評価とビジネスは両立できます。


 グローバルリーダーになるための一番重要な要素は、

 グローバルでの経験です。経験を通じてグローバル

 経営の知識や感覚を身につけること。この点を考え

 れば、日本人は十分に開発されていないかもしれま

 せん。


 私は、日本人は素晴らしい能力を持っていると思って

 います。それを開花させるために、現在、社内でグロー

 バル人材開発プログラムを作っているところで、今年の

 夏に発表する予定です。他の国の人たちと同様に、

 日本人にはもっと自信を持ってほしいですね。


 どの企業も、自分たちの手でグローバル人材を育成

 したいと思っています。もちろん全ての社員がグロー

 バルリーダーになる必要はありません。


 あと、ダイバーシティー(人材多様性)の観点から言うと、

 女性が圧倒的に少ない。私のチームには誰もいません。

 これまで様々なチームを率いてきましたが、こんなこと

 は初めてですよ(笑)。


 私も外から来ましたが、前の会社(グラクソスミスクライン)

 には20年以上いました。会社に対して忠誠心を持って

 いますし、武田でも長く勤めたいと願っています。


 先ほど人材開発プログラムの話をしましたが、今後の

 グローバルリーダーは、社内の昇進で生まれます。

 外部採用だけではありません。社外から人材をスカウト

 するのは、社内に適切な候補者がいない場合に限定

 しています。


 (「外国人経営者がどんどん増えるという劇的な変化に

 ついていけない社員には、どのように対応しますか」

 という田村俊一編集長の質問に対して)

 時間をかけて改革の目的や狙いを説明すること。

 それに尽きます。


 私への反発には2種類あります。ビジネスをグローバル

 化することに反対する人と、外国人が社長になり、

 武田の価値が軽んじられるようになることを恐れる人に

 分かれます。前者は、現在の武田の成長を、日本以外

 の地域がけん引している事実に目を向けないといけない

 でしょう。


 問題は後者です。確かに不安はあるでしょう。これまで

 外国人が社長になったことはなかったのですから。


 武田のグローバル化に成功し、私が正しい意思決定を

 行っていることを見れば、いずれ分かってもらえるのでは

 ないでしょうか。


 不安定な要素があるのは否めません。ですが、それは

 世界中どこでも同じでしょう。重要なのは、できるだけ

 早くリスクを特定し、それを回避すること。新しい組織

 として、コンプライアンス担当を各地域に置きました。

 患者、顧客、ビジネスという重要度の順番を守りながら、

 正しい判断を下し、事業展開でつまずかないように

 細心の注意を払っていくつもりです。
 

 



武田薬品工業社長 クリストフ・ウェバー 氏

武田薬品工業社長 クリストフ・ウェバー 氏
(『日経ビジネス』 2015.03.02号 P.093)





キーワードは、外国人社長です。


今号の特集は「タケダの苦闘」です。
詳細は「日経ビジネスの特集記事」に譲りますが、
外国人が武田薬品工業社長に就任しただけでは
ありません。


社長以下、部長クラスにまで外国人がずらりと
顔を並べています。


生え抜きの日本人社員たちは、毎日が不安の連続
かもしれません。


今までにも日本企業の社長に外国人が就任した
ケースはあります。


例えば、日産自動車のカルロス・ゴーン社長がそう
です。あるいは見かけは日本人ですが、外資企業
に長年勤務し、中身は「外国人」になっている経営者
がいます。カルビーの松本晃会長やLIXILの藤森義明
社長がそうです。松本さんはジョンソンアンドジョンソン、
藤森さんはGEで経営者に就いていました。


欧米流というよりも、グローバルで戦うための合理性と
決断の早さを身につけています。そこにしがらみが入り
込む余地は残されていません。


ウェバーさんは、「社外から人材をスカウトするのは、
社内に適切な候補者がいない場合に限定しています」
と述べています。


現状を見ますと、部長クラスまで外国人が占めています。
ということは、社内には適切な候補者がいない、という
ことです。


タケダの創業一族は、タケダが外国人に乗っ取られる
のではないか、という強烈な危機感を抱いています。
その点は当事者でなければ分からないことでしょう。


武田薬品工業は日本一の製薬会社です。
ですが、世界で見ると16位に過ぎません。
「このままでは生き残ってはいけない」と恐怖にも似た
感覚を抱いた現会長の長谷川閑史(やすちか)さんが、
ウェバーさんに社長の座を譲ったのです。


製薬会社のみならず、あらゆる業界で外国人経営者が
活躍することになるのでしょうか?


今後、タケダはどうなっていくのでしょうか?






記事を読んで、面白かったら
ポチッとしてください。




バックナンバー




スポンサーサイト
         
検索フォーム

プロフィール

藤巻隆

Author:藤巻隆
こんにちは。

管理人の藤巻隆(ふじまき・たかし)です。

私は、『本当に役に立つビジネス書』というメインサイトのほか、『こんなランキング知りたくないですか?』や『新・大前研一名言集(改)』などのブログを運営しています。

日経ビジネスのインタビュー』という同じタイトルの携帯やスマホのサイトがありますが(PCでも閲覧可能です)、新たにFC2ブログ版を追加しました。

より多くの方にご覧いただきたい、と考えたからです。

当ブログをよろしくお願いします。

カウンター

スポンサード・リンク

女子バナー

アクセスランキング

[ジャンルランキング]
ビジネス
1656位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
その他
360位
アクセスランキングを見る>>

人気ブログランキング

ランキング

ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村

にほんブログ村 経済ブログへ
にほんブログ村

サイト内ランキング



FX

カテゴリ

全記事表示リンク

全ての記事を表示する

アマゾン・サーチボックス

日経ビジネスのインタビュー(FC2ブログ版)

QR

アクセスアップ

アクセスアップのために、これらを使ってみてください。オートサーフですから手間いらずです。

最新トラックバック

スポンサード・リンク

スポンサード・リンク

だいぽん
抜群の安定性と爆発力を誇るアフィリエイトの 秘訣を徹底解説しています。 だいぽんさんが今も月500万~1000万くらい稼いでいる ノウハウです。 あなたも安定的な収入の柱を作りませんか?

リンク

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

売上ランキング

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。