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脱・建設で五輪後に備え  2015.03.16


typeの人材紹介



脱・建設で五輪後に備え

宮本 洋一(みやもと・よういち)氏

[清水建設社長]


 人手不足の問題が今後も続くかは、2020年に開催

 予定の東京五輪の施設の発注や、それに付随する

 インフラ整備工事、社会資本整備に関わる工事次第

 でしょう。


 国土交通省の設計労務単価が2015年2月から上がり

 ました。ここ3年で合計3割近く上がったことになります。

 ただそれでも一般の工事労働者に比べ、建設事業の

 労働者の年収は1割ほど少ないのです。建設労働者は

 他の業界に比べて休みが少ないし、長い労働時間も

 考えると、実際は2割以上、時給換算で少ない可能性

 があります。


 八ッ場ダムの建設は賛否両論ありますが、利水、治水、

 発電の多目的ダムということで、大半の地域住民の

 皆様は完成を待ち望んでいます。


 業績は好調だと言われますが、当社は2015年3月期の

 連結ベースの予想でも、純利益率はまだ2%にも達し

 ません。


 IT(情報技術)関係は純利益率で十数%稼ぐところも

 多いのです。その点からすると、2ケタの利益率になって

 も、お客様に後ろめたいことは全くありません。

 業界全体で、今まで安い代金で工事を受注することに

 慣れすぎてきたのです。


 建設業以外の周辺3事業と呼ぶグローバル事業、

 ストックマネジメント事業、サステナビリティ事業をそれぞれ

 育てていこうと考えています。


 海外の売上高比率は現在1割ほどしかありません。

 今後、国内の建設投資が減った時に、海外比率を2割まで

 上げられる体制を整えておこうと考えています。現在は、

 海外で最も事業規模が大きいシンガポールに新入社員を

 派遣し、グローバル人材の育成をしています。


 ストックマネジメント事業については、いい分野が出てきて

 利益も上げています。例えばオフィスビルやマンションの

 賃貸事業を手厚くすること。そうすると、定常的な利益が

 出ます。ここである程度の利益を稼ぎつつ、土地を購入し

 建物を建てて売る形での利益も追求していきます。


 もう一つのサステナビリティ事業ですが、これが一番大化け

 するかもしれません。クリーンエネルギー、スマートシティー

 の取り組みに加え、植物工場や海洋牧場などもあります。

 
 リニアは大きいと思いますよ。2027年の東京(品川)~

 名古屋間の開業後、大阪までの延伸が間違いなくある

 でしょう。リニアは投資の一つの柱としてしばらく続くと期待

 しています。


 東京では減災のために、古い木造家屋地域を見直して

 大きな火災が起きないようにする、地下鉄に水が入らない

 ようにする、といった点が取り組むべき課題でしょう。


 日本は、世界の中で災害が最も多い国です。様々な防災

 対策を進める必要があり、建築・土木の仕事が激減する

 とは思えません。ただ、その中で建築物の長寿命化は

 提案していきます。
 







清水建設社長 宮本 洋一 氏

清水建設社長 宮本 洋一 氏
(『日経ビジネス』 2015.03.16 号 P.117)





キーワードは、ゼネコンの脱・建設です。


まず、ゼネコンについて確認しておくべきことがあります。
総合建設会社と訳されることがおおいですが、
ゼネコンのコンは建設業者の constructor ではありません。
contractor つまり、請負業者なのです。


請負業者(契約者でもある)ですから、自社ですべてを
行うのではなく、実際の建設は下請け、孫請けに丸投げ
します。


契約者は、あくまでゼネコンで、見かけ上はゼネコンが
建設しているのです。
ですから、もし問題が発生した時には、ゼネコンが責任を
取ります。あくまでも契約者はゼネコンだからです。


この点を頭に入れておく必要があります。


さて、宮本さんは清水建設の純利益率や、海外の売上高
比率の低さを指摘しています。


国内においては、激烈な価格競争のために工事代金が
安すぎたと述べています。今後は値上げしていくことでしょう。
施主もその傾向に同意しつつあります。


一方、海外の売上高比率を上げるための体制作りに着手
しています。


私が思うには、2020年以降、国内では大きな需要が見込め
ないからだ、と考えています。


海外に目を転じると、新興国の人口増加に伴い、インフラ
整備工事の需要が増大する可能性が高いでしょう。


災害の多い日本にとって、今後重要になってくることは減災
です。仮に災害が発生しても、災害が連鎖的に拡大させない
技術や仕組み、取り組みが極めて重要になってきます。


宮本さんは、「万が一、津波が来た際に、逃げ込めて命が
助かるような施設を造ることも必要になります」(P.119)
と述べています。


再度、大震災が発生する可能性は高いため、いかにして
国民を守るかが大きな課題になります。






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